ドコモが11月6日に公表した不正アクセスの第三報は、流出した顧客情報を最大約30万件としています。ドコモ契約者全員が対象という意味ではありません。同日夜の説明会では、対象となる個人・法人への見舞金を検討していると報じられましたが、金額や支払い時期などの詳細は今後の案内とされています。
「情報が流出した対象者」「止まっているサービスの利用者」「見舞金の検討」を分けると、いま確認すべきことが整理できます。確認:2026年11月6日21時台。一次資料は同日18時時点のドコモ公式第三報、説明会の内容はケータイ Watchの19時24分の報道などで照合しました。
誰が対象?約30万件と「全員・一部」の意味

公式第三報は、ドコモオンラインショップとMy docomoへの外部からの不正アクセスにより、一部の顧客情報が流出したと説明しています。対象件数は最大約30万件。説明会を取材したImpress Watchは、より細かい数として最大29万4,839件・回線と伝えています。件数・回線の数字を、そのまま全契約者数や重複のない人数へ置き換えないでください。
| 公式発表の区分 | 主な流出項目 | 読み方 |
|---|---|---|
| 対象者全体の項目 | 氏名・生年月日、住所・連絡先、本人確認書類の番号、携帯電話番号や契約情報、料金プラン等 | 発表の「すべてのお客さま」は、本件の流出対象についての区分 |
| 対象者の一部の項目 | 代理人の氏名・連絡先、勤務先・法人情報、金融機関・支店・口座番号等、子育て応援プログラム情報 | すべての対象者に同じ項目があるとは限らない |
説明会のImpress Watch報道では、対象となる個人には6日にSMSで案内し、法人にも順次案内するとの説明が伝えられています。届いた・届かないという一点だけで対象を断定せず、公式発表と公表された問い合わせ先で、自分の契約について確認してください。
見舞金はいつ・いくら?検討と支払い決定を分ける

ケータイ WatchとImpress Watchは、対象となる個人・法人への見舞金の支払いを検討中で、詳細は別途案内すると伝えています。今回確認した発表・記事からは、具体的な金額、支払日、申請方法を確定できません。「検討」を「全員へ一定額が自動振込される」と読み替えないようにしてください。
見舞金の話と、情報流出の有無や範囲を確認することも別です。申請や受取りを名目に連絡が来ても、その場で認証コードや銀行の暗証番号を渡さず、普段利用する公式サイトから案内を確認します。公式第三報は、不審なメール・SMSのURLを開かず、添付ファイルを開かず、個人情報やパスワードなどを入力・回答しないよう注意を呼びかけています。
My docomoとahamoの停止は同じ被害?今する確認

公式第三報では、ドコモオンラインショップとMy docomoの緊急メンテナンスが続き、復旧見込みは未定としています。一方、ケータイ Watchは、ahamoの新規受付サイトも6日18時から予防的に停止したが、不正アクセスは確認されていないと報じています。停止画面だけを、自分の情報流出の証明にすることはできません。
- 公式第三報を開く。発表時点、対象サービス、流出項目、復旧情報を確認する。
- 自分への案内と照合する。対象契約や連絡内容を確認し、他人のSNSの案内を自分の契約へ当てはめない。
- 不明点は公式の問い合わせ先へ。第三報に掲載された特設窓口の最新の受付案内を確認する。コメント欄などへ電話番号・本人確認書類・口座の情報を書き込まない。
これは、10月のPHP対応に伴う各社のメンテナンス報道とは別の事案です。過去の「不正アクセスは確認されていない」との説明を、今回の被害確認へ流用しないでください。一般的な確認の考え方はメンテナンスと情報流出を区別する解説、不審な連絡への対応は情報漏えいが疑われるときの確認順も参照できます。
確認:2026年11月6日21時台。見舞金・復旧予定は今後更新される可能性があります。図解は当サイト作成で、企業ロゴ・画面・報道写真の転載はありません。
