在留外国人428万人はどこの国?国籍・在留資格・都道府県別ランキング【2026年6月末】

在留外国人は何人で、どの国・地域の出身者が多いのでしょうか。出入国在留管理庁の2026年6月末統計では、在留外国人数は4,281,026人(約428万1,000人)で過去最多でした。

内訳は中長期在留者401万7,321人と特別永住者26万3,705人です。2025年末からは15万5,631人増えました。2025年6月末と比べると32万4,407人増ですが、この2つは比較する期間が異なります。

この記事では、国籍・地域別、在留資格別、都道府県別の人数を一覧にし、「観光客を含むのか」「外国人労働者の人数なのか」も一次資料で確認します。資料確認日:2026年10月16日。

在留外国人は428万1,026人:2026年6月末で過去最多

日本の地域で暮らす外国人住民と日本人住民が交流するイメージ
統計の対象となる人々の暮らしを表した編集部作成のイメージです。

2026年6月末の在留外国人数は4,281,026人です。これは中長期在留者と特別永住者を合わせた人数で、観光などの短期滞在者を含む「入国者数」とは別の統計です。

項目 人数・増減 比較時点
在留外国人数 4,281,026人 2026年6月末
中長期在留者 4,017,321人 2026年6月末
特別永住者 263,705人 2026年6月末
前年末からの増加 155,631人増(3.8%増) 2025年末比
前年同期からの増加 324,407人増(約8.2%増) 2025年6月末比

「15万6,000人増」は2025年末から半年間の比較です。一方、「32万4,407人増・約8.2%増」は2025年6月末との比較です。後者は入管庁が公表した2025年6月末の人数と2026年6月末の人数から編集部が計算しました。比較期間をそろえずに増加幅を比べると、伸び方を誤って受け取るおそれがあります。

国籍・地域別の上位10:最多は中国、増加数はインドネシア

日本の地域で多様な背景の人々が交流する様子を描いたイラスト
国籍・地域の多様性をイメージした編集部作成画像です。人数を示す図ではありません。

入管庁の国籍・地域別統計では、中国が94万1,031人で最も多く、ベトナム、韓国、フィリピンと続きます。統計上の表記に合わせ、ここでは「国籍・地域別」としています。

順位 国籍・地域 人数 2025年末からの増減
1 中国 941,031人 +10,603人
2 ベトナム 693,750人 +12,650人
3 韓国 408,682人 +1,341人
4 フィリピン 362,761人 +6,182人
5 ネパール 334,850人 +33,858人
6 インドネシア 307,456人 +41,387人
7 ミャンマー 211,602人 +29,035人
8 ブラジル 209,550人 -464人
9 スリランカ 85,415人 +6,287人
10 台湾 73,628人 +372人

上位10の中で、2025年末からの増加数が最も大きかったのはインドネシア(+41,387人)、次いでネパール(+33,858人)、ミャンマー(+29,035人)でした。これは半年間の人数変化であり、増加の理由や今後の推移をこの表だけで説明するものではありません。

在留資格別の上位5:永住者が最多、特定技能も増加

日本で学ぶ人、専門職として働く人、技能分野で働く人の暮らしを描いたイラスト
在留資格ごとの活動や暮らしをイメージした編集部作成画像です。

在留資格別では、永住者が96万1,342人で最多です。2位は「技術・人文知識・国際業務」、3位は留学です。「在留外国人428万人」を「外国人労働者428万人」と読み替えることはできません。学生や永住者など、就労者に限らない人々が含まれるためです。

順位 在留資格 人数 2025年末からの増減
1 永住者 961,342人 +14,217人
2 技術・人文知識・国際業務 516,184人 +40,394人
3 留学 479,626人 +14,842人
4 技能実習 457,509人 +891人
5 特定技能 444,256人 +53,960人

上位5資格のうち、2025年末からの増加数は特定技能が最も大きく、次いで「技術・人文知識・国際業務」でした。ただし、資格別人数の増減だけで、個々の就職先や労働状況、政策の効果までは分かりません。特定技能の制度や職種ごとの条件は、外国人トラック運転手の特定技能1号の条件や、外食分野の特定技能をめぐる転職動向もご覧ください。

都道府県別の上位5:東京都は全国の19.3%

都市部、地方の町、地域コミュニティで暮らす人々を描いたイラスト
都市部から地方までの暮らしをイメージした編集部作成画像です。地図や実際の人口分布を示すものではありません。

都道府県別では東京都が82万4,486人で最多で、全国の19.3%を占めます。次いで大阪府、愛知県、神奈川県、埼玉県でした。

順位 都道府県 人数 2025年末からの増減
1 東京都 824,486人 +23,048人
2 大阪府 389,846人 +14,527人
3 愛知県 369,849人 +12,049人
4 神奈川県 331,515人 +14,162人
5 埼玉県 305,867人 +14,930人

この表は各都道府県に住民登録された在留外国人数の上位です。都道府県ごとの総人口に占める割合や、外国籍住民が増えた原因を比べる場合は、別の人口統計や期間をそろえた資料が必要です。

観光客・外国人労働者・入国者数との違い

空港を訪れる短期旅行者と、日本の地域で暮らす外国人住民を対比したイラスト
短期の訪問と日本で暮らすことの違いを表す編集部作成画像です。

観光客は含む? ここで扱う在留外国人数は、中長期在留者と特別永住者を集計した数字です。観光など「短期滞在」の人は、この在留外国人数には含まれません。入管庁は、観光目的で一時的に日本に滞在する人も含めた「総在留外国人数」と区別しています。

外国人労働者の人数? いいえ。就労している人だけの統計ではなく、留学生や永住者なども含みます。外国人労働者数を知りたい場合は、厚生労働省が公表する雇用状況の統計など、対象を明示した別資料を確認する必要があります。

2026年上半期の外国人入国者数と同じ? 違います。入国者数は一定期間中の入国を数える「流れ」の統計で、新規入国と再入国を含みます。短期滞在者も多く含まれ、同じ人の複数回の入国が計上され得ます。428万1,026人は6月末時点で在留する人の「時点」の統計なので、両者を足したり同じ人数として比べたりできません。

なぜ増えた? 今回の人数表は、国籍・地域、在留資格、住所地ごとの内訳を示しますが、増減の理由までは特定しません。背景を説明するには、入国者・出国者、資格変更、卒業や就職など、別の資料も合わせて調べる必要があります。

まとめると、2026年6月末の在留外国人数は428万1,026人。国籍・地域別では中国、在留資格別では永住者、都道府県別では東京都が最多でした。数字を見る際は、対象者と比較期間を確かめることが大切です。

出典・関連資料

確認日:2026年10月16日。前年同期比の人数・割合は、出入国在留管理庁の各年6月末の公表値をもとに編集部が計算。割合は小数第1位に丸めています。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: